レイシと竜眼 [■Foods (たべもの)]
ご近所から、レイシ(ライチ)をいただきました。冷凍です。
ほんのり上品に甘く、熱のせいで口が乾き気味の私には、
程良い爽やかさが口の中に広がりました。
ところで、未だに私レイシと竜眼の区別が、一瞥ではわからないでおります。
子供の頃、中華料理屋さんのデザートで初めて食べたのが竜眼だったのですが、
衝撃的においしいその味に、「これは竜眼というものなのか」と
感心した記憶が鮮烈に残っております。
それから月日は流れ、楊貴妃がどうしても食べたいと望んだ果物レイシというものに出会い、
竜眼とレイシって違うものなの?との疑問を持ったこともまた覚えているのですが、
いったいどのように見分ければいいのでしょう。
この機会にと、ぐぐって調べてみましたところ、
◆レイシ(茘枝、学名:Litchi chinensis)ムクロジ科の常緑高木の果樹。ライチ(広東語 lai6ji1)とも呼ばれる。
◆リュウガン(竜眼、龍眼)はムクロジ科ムクロジ属の常緑小高木またはその果実。
同じムクロジ科という常緑樹の果実のようです。
だったら、似ていることもうなずけます。
レイシ 竜眼
両方とも、是非本場で、木に熟したそのままを味わってみたいものです。
2010-07-08 23:15
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コメント(4)
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龍眼というものすら知らなかった(゜ρ゜)
この世の果物の中で一番ライチが好きだというダンナはきっと龍眼を知っているんだろうな、今日帰宅したら聞いてみようと思います(゜ω゜)
そしてライチとよく似合っているお皿。さすがのlancianさん。
昨晩夕食によく使うお皿を新調したのに 見事なまでに気付かなかったダンナを持つ者は今 このお写真で心を落ち着かせています( ´∀`)
by A子 (2010-07-09 09:13)
わかりやすい解説! そうだったのね~。
同じものだろうと勝手に思い込んでおりました^^
竜眼って名前。お見事ですね!
木に熟れたらどんなんだろう?
冷や冷やなイメージ、又は、それが生ぬるく「ぶよっ」となってしまったイメージしか思い浮かばない自分が悲しい・・・。
by ひまわりんりん (2010-07-09 12:24)
私は竜眼という果物を初めて知りました。
中華料理店で出していただいたことがあるのかどうかも覚えておりません。仮にあったとしても、おそらくライチと思って食べてしまっていたのでしょう。残念。
芥川龍之介の『杜子春』にも登場する竜眼。(大正九年)
『大金持になつた杜子春は、すぐに立派な家を買つて、玄宗皇帝にも負けない位、贅沢な暮しをし始めました。・・・桂州の竜眼肉をとりよせるやら・・・』
さらっと読んでしまう文学の中に、こういった知識があるかないかで感じ方が変わる様にも思いました。
by le passe (2010-07-10 20:37)
◆lancianよりREコメ
>A子様
あらまぁ、
ステキなご主人様(想像ですが)も、レイシ好きでいらっしゃいますか。
きっと、きっと、竜眼のこともご存知ですよ。
それよりなにより、お皿に気づいてくださって、ありがとうございます。
お目が高いは!流石です!!
ご主人はね、お料理の美味しさに、
きっと食器は目に入らなかったんですよぉ。
>ひまわりん
木になって、熟れた姿は想像してみなかった・・・。
でも、皮が硬いから、そんなにブヨブヨというか、
劇的に違わないような気もします。
一度本場で味わってみたいものです。
> le passeさん
今回いただいたコメントで、
意外に、ご存じない方がいらっしゃることをしりました。
ま、レイシ(ライチ)の方が、近年俄然取り上げられていますから。
by lancian (2010-07-11 00:17)