招き猫と花 [■Cats (にゃんこ)]
友人の家の玄関に飾ってあった、招き猫と花一輪。
彼女はフラワーアレンジメントを教えたり、
大手百貨店や有名店舗のディスプレイなどを手がけておりまして、
帰り際に、お花を分けてくれました。
そ し て、
最初の画像の招き猫を友人にプレゼントしてあげた
もうひとりの友人が、私にも招き猫のお札を分けてくれました。
福を呼ぶ招き猫美術館のお札
岡山市にあるという「招き猫美術館」で買ってきてくれたのだそうです。
http://www.manekineko-m.jp/top.html
このお札を玄関に向けて貼っておくと、商売繁盛のご利益大なんだとか。
かなりの確率で、幸福がもたらせれているようです。
にゃんこさまのちから、さすがです。
おまけは、義母の作品(鎌倉彫)。
季節に合わせた、梅の図柄です。
夜中のスイーツヨーグルト [■Cats (にゃんこ)]
おとといの点滴と、昨日今日の投薬で脱水症状が改善し、
腸の動きもよくなったのでしょうか、
今日はずいぶんとご機嫌になったトロです。
血中アンモニア濃度も下がったのかもしれません。
大好物のイチゴヨーグルトではなかったものの、
私が食べようとした「夜中のスイーツヨーグルト」をしっかりご相伴。
脂肪0%でカロリーは69kcalと低いようですし、
これなら食べても問題ないかな、トロも私も
因みに、バニラビーンズも入っていて
いちごパルフェをイメージした味付けです。
またこの商品の売上金の一部は、NPO法人J.POSHに寄付されていて、
日本乳がんピンクリボン運動をオフィシャルサポートしているんだそうです。
トロの持病「門脈シャント」とは [■Cats (にゃんこ)]
昨日点滴を受けてから、苦しいのは回避された様子のトロ。
今朝は、処方された粉薬を飲みやすいように
カプセル(#5を使用)に入れ替えて飲ませました。
薬を飲ませたところ、
腹いせにTVの前にどっかりと座り嫌がらせ。
しかし、まだ全快とは言わないまでも少し調子が良くなったのか、
いつものドライフードを自主的に食べるまでになりました。
さて、トロの病気「門脈シャント」についてご説明。
我が家でも、トロがその病名を告げられた時には、
まだまだどんな病気か資料も少なく、さんざん検索をしたものです。
正式には「門脈体循環シャント・門脈シャント」という名称の、
猫には珍しい病気だそうです。
因みに「門脈」ですが、胃・腸・脾臓・膵臓からの血液を集めて
肝臓に繋がっている血管で、「シャント」は近道や短絡という意味。
健常であれば、腸管から吸収された栄養素やアンモニアなどの
有害物質や毒素が門脈に集まり、そこから肝臓で解毒された血液が
大静脈を経て心臓に入り全身を巡ります。
ところがシャント(短絡)が起きているために、
門脈から本来ならばきれいな血液が流れるはずの静脈に
アンモニアなどの有害物質が入って全身を巡ってしまいます。
特に問題となるのは、毒素となるアンモニアが静脈で脳に運ばれることで、
「肝性脳症」と呼ばれる神経障害・意識障害を起こし、
痙攣や昏睡といった症状に至ってしまいます。
■先天性(一次性)と後天性(二次性)
門脈体循環シャント・門脈シャントには
先天性のものと後天性のものがあるそうです。
◎先天性…生まれながらにしてもっているもの。
2~3歳くらいまでに見つかるものがほとんどだそうです。
しかし、うちのトロは6歳の時に症状が急激に発症悪化し、
「肝性脳症」になり死にかけました。
◎後天性…原因のほとんどが肝硬変。
慢性的に門脈の高血圧が起きている場合、
体が勝手にシャントを作ってしまうそうです。
神経障害や意識障害等が見られる他に血液検査で
肝臓に関する数値が上がっていることが確認されます。
■肝外性・肝内性
肝外性…肝臓の外にある血管にシャントがある。
肝内性…肝臓の中にある血管がシャントがある。
(肝臓内の血管の場合は、当然手術が難しいそうです。)
次回は、トロが受けた処置や薬について説明します。
門脈シャントの持病持ちにゃんこ(トロ) [■Cats (にゃんこ)]
わが家の白い猫トロ11歳は、
「門脈体循環シャント・門脈シャント」という猫としてはレアな持病をもっています。
いつもは、布団の中で寝ているトロですが、
早朝4時くらいから、どうもおかしな行動。
大丈夫かなぁ?と思って様子を見ておりましたら、
昼過ぎに、苦しそうに胃液だけを吐きまして、
その後よろよろと力なく歩き、辛そうな声を出したのです。
そこで、アンモニアが脳にまわり肝性脳症の再発症が心配になり、
すぐさま中田動物病院へ連れて行きました。
ケージに入れる直前に、めずらしく失禁し
病院へ向かう車の中でも、苦しそうな鳴き声。
レントゲンの状況から、脱水症状を起こし腸が一箇所に集まってきていて
動作していない様子との診断。
心配のアンモニア(NH3)の数値は91μg/dlという数値。
健常の猫(0~172)からすれば、高い数値ですが、
一時300μg/dl以上の数値が続いたトロにしては、少し高めという感じ。
ただ、4年前開腹手術をしてもらってからは、低い数値で安定していたので、
アンモニア数値が上がってきているのは間違いのない状態。
ということで、アンモニア濃度を希釈し、腸の動きが良くなるように
点滴をしてもらい、明日から投薬で様子を見ることになりました。
待合室で、薬の調合を待つっていると、
大きなスタンダードプードルが診察を終えてぐったりとしていました。
ルーク君もおなかの調子が良くなくて、診察を受けたのだとか。
白い毛がふわふわのルーク君、ケージの中のトロが気になるらしく
くんくんと鼻を近づけてくれるのですが、
トロの方は診察の興奮が冷めきれず
シャァァァァァ~と威嚇しておりました。
でも、点滴で少しは気分が良くなったようです。
ひとまず安心しつつ、様態観察です。
老猫の外耳炎 [■Cats (にゃんこ)]
ケージの中で不機嫌そうなラン爺さん。
夫が老猫(もうすぐ18歳)ランの様子を見ながら
「左耳がすこしかしいでいる。
耳をぶるぶると震わせる回数も多いので、耳の病気ではないか。」
と心配するものですから、中田動物病院へ連れて行きました。
診察の結果は「外耳炎」。
でもまだ症状は軽い状態でした。
獣医さんに、よく気が付きましたねといわれつつ、
拡大鏡で耳の中をのぞくと、耳垢がいっぱい!!
耳の中に薬を入れて、耳のまわりを外からもみもみもみ。
そして、外に出てきた耳垢をティッシュで拭きとります。
これを3回ほど繰り返して、本日の診療は終了。
念のため、問題がなかった右耳も掃除していただきました。
原因は、ダニでもノミでも、感染症でもなく・・・、
おそらく老化のせいでしょうとのこと。
一般的に、ネコの耳は耳の中に毛がたくさん生えているため、
ごみは中の方には入っていかず、汚れが溜まりにくくなっているそうですが、
年を取って、何かの拍子に耳垢がたまり、その周りにどんどん汚れが付着し
耳の穴を塞いでしまうことがあるそうです。
ただ、綿棒での掃除は避けてくださいとのこと。
綿棒では、汚れをかき出すどころか、中に押し込んでしまう危険性の方が高いんだとか。
一日おきに、このお薬を耳の中に入れて、モミモミ&拭き掃除、
これを3回してあげて終了です。
本日はお薬と合わせて4,200円也。
年を取ると、にゃんこにもなにかとお金がかかります。
でも、大切な家族の一員だからね
家に帰って、ご機嫌なランさん。
にゃおにゃおいいながら、
獲物(ねこじゃらし棒)を私のもとへ運んできてくれます。
一回の耳掃除で、すっきりしたのでしょうか。
因みにすこぶるご機嫌な時には鳴き声が、
ながうぅぅ~ と聞こえます。