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The Walking Stick Shop (杖専門店) [■UK (英国)]

先日も書きましたが、一時夫婦でステッキ(杖)にはまりまして、
アンティークマーケットへ行っては、杖を探していた時期があります。
自分が使える長さ、保存程度、デザイン、スタイル、そしてお値段と、
すべての条件を満たせるものにめぐり合えることは、なかなかありません。
そこがアンティーク製品を捜す醍醐味でもあったりします。

そんな杖探しの中で、ロンドンから車で1~2時間南に位置するWest Sussex州の
Arundel(アランデル)という小さな街に、すばらしい杖の専門店を見つけたのです。
かれこれ10年ほど前になります。

imageresizer.jpg
それが、The Walking Stick Shop

その後私は、義母と一緒にも、このお店を訪れました。
店の中には、数え切れないほどの名品ステッキが、まるで博物館のごとく展示してあります。

cornerantiquesticks.jpgoverall.jpg

店主のStuart(スチュワート)さんは、とても丁寧に説明してくださり、
そんなコレクションの中から、貴重な品をも惜しげもなく手にさせてくれました。

母.jpg
彼の手の中にある、輝いて見える杖、これはガラス製。
その昔、社交界の女性たちの間で、ガラスの杖に大輪の花をつけて持つ
というのがはやったのだそうです。
ガラスですから、割れやすく、実用的ではなく、あくまでファッション小物のひとつ。
割れずに残っているのは、大変珍しいのだとか。

義母が手に持たせてもらっている杖も、昔貴婦人が好んで持ったスタイルのひとつなんだとか。

他に、現行品の杖と英国ならではの傘も販売されています。
機会があれば、一度足をのばされてみてはいかがでしょう?

walk-to-arundel-(6).jpg
美しい街ですので、お散歩もおすすめです。

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コメント 4

お茶屋

杖専門店!こんなにも種類があるとは・・・驚きです!
あ、iPad買いました☆色々試しております。
by お茶屋 (2010-06-08 09:35) 

lancian

>お茶屋さん
 行って(@_@;)びっくりでしたよぉ。

 iPadいいなぁ、いいなぁ、レポートしてね。
 お茶屋さんなら、お店でもおもしろい使い方で、
 ご年配のお客様の心をさらにつかんじゃいそうですね。
by lancian (2010-06-08 16:35) 

yukari

うぁぁ~ステキ過ぎ。アランデルという街なんですかぁ。行ってみたい。イギリスは田舎街がいいですよね。イギリスに限らず、ヨーロッパは小さな村や街にとんでもないステキなアンティークの掘り出し物がありそうですよね。
あぁぁ~ユーロ安いうちに行きたいですぅ。
by yukari (2010-06-09 16:32) 

lancian

>yukari さん
 そうなんですよねぇ、「アンティークディーラーズガイド」という冊子に
 英国中のどこかで毎日開催されているアンティークフェアーの
 スケジュールがのっておりまして(最近はみていませんが)、
 以前は、それをみながらどんどんロンドンから離れて物色してました。
 ロンドン市内のマーケットには、良い品物が集まっていますが、高い。
 時間がないときに効率よく探すのには便利です。
 でも、あるかないかわからないやっすーい掘り出し物を探して歩くのが
 楽しいんですよぉ。
by lancian (2010-06-09 20:03) 

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