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虫よけスプレーの効かない蚊 [■その他]

虫よけスプレーの効かない蚊が出現
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 5月11日(火) 16時14分配信

こんなニュース記事を発見しました。
ダーウィンの進化論からすれば、種の保存のために遺伝子変更が起こり、
その場の環境に適応した形で種が保たれていくのですよね。

多くの動植物が、人間による自然破壊のために絶滅していますが、
こうして生き残る生物も当然いるわけで。

でも、一方で人間は、どんどんと環境対応が不得意になっているのではないでしょうか?
免疫機能の低下しかり、視力低下しかり。
PCの前に座りながら、時々は土に触れないといけないなぁと、
考えさせられている私なのでした。


以下抜粋
20100511-00000000-natiogeo-int-thum-000.jpg血液の“食事”を終えて飛び立つネッタイシマカ(学名:Aedes aegypti)。

いずれは電気虫取り器を携帯する生活になるのかもしれない。
最新の研究によると、現在最も普及している虫よけ成分「ディート(DEET)」が効かない蚊が出現し、
その遺伝属性は子孫に伝わることが判明したという。

 ディート(ジエチルトルアミド)はほとんどの虫よけスプレーに使われている化合物で、
植物の化学成分の研究を基に開発された。
病気を媒介するカやダニなどを寄せ付けない効果を発揮する。

 研究チームの一員で、イギリスにあるロザムステッド農業試験場の
化学生態学者ジェームズ・ローガン氏は次のように話す。
「メスが産卵に必要な血液を狙っているときには、普段の食物(樹液や花の蜜)に対して
何の興味も示さない。ディートを体にまとった人間は、カにとっておいしそうなにおいがしなくなるのだ」。

 しかし今回の研究で一部のネッタイシマカ(学名:Aedes aegypti)が、
ディートの虫よけ剤を塗った人からも前と同じように吸血するようになったと判明した。
ネッタイシマカはデング熱や黄熱病を媒介する種である。
調査の結果、遺伝子の変異により、カの触角にある感覚細胞がディートを感知しなくなって
いたことがわかった。

 そしてこの変異型同士で繁殖が進むと、ディート非感知型の比率が一世代で13%から50%へ増加したという。
研究成果は、「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌オンライン版に
5月3日付けで掲載されている。

 ただし、「無敵の害虫の出現を恐れる必要は今のところない」とローガン氏は注意を促す。
非感知型の交配相手はほとんどが従来型で、しかも大量に存在する。
「世界中の人間がディート漬けにでもなれば話は別だが」。

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コメント 4

むらさき

lancianさん、おはようございます~。

「ナショジオ」ご覧になるんですね。。。私は、人並み以上にケーブルテレビの恩恵にあずかっておりますが、もっぱら、映画・ドラマです。。。

「ナショジオ」や「ディスカバリー」は、いわゆるeducationalなプログラムですよね。。

私も、海外ドラマなんか見てないで、教養を身につけるべきかしら。。。。
by むらさき (2010-05-12 07:34) 

lancian

>むらさきさん
 コメントありがとうございます。
 いや、あの、むらさきさんほど教養と知識がある方は、珍しいと思います。
 
 私も、ディスカバリーチャンネル大好きです。でも、くだらない番組が。
 そして、アニマルプラネット。最高!

 FOXやLalaTVも、モチロン見ちゃいますよぉ。ふふふ
by lancian (2010-05-12 21:58) 

shironecohana

お久しぶりです〜。
読み逃げしてました…。
蚊も進化(?)してるんですねっ!
でも…小さい頃から、周りが刺されても刺されない体質なんですよ〜。
by shironecohana (2010-05-16 15:04) 

lancian

>shironecohanaさん
 そのまま逃げないでくださいねぇ~(笑)
 
 蚊に刺されない体質なんて、羨ましいですぅ。
 血液型A型の人が刺されやすいという噂がありますが、何型ですか?
by lancian (2010-05-16 23:20) 

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