『薬指の標本(L' Annulaire)』 [■その他]
TVのチャンネルをいたずらに動かしていたら、
『薬指の標本(L' Annulaire)』というフランス映画にあたった。
私が知っている『薬指の標本』は作家小川洋子の作品だけど・・・、
と思いながら見ていると、やはり原作は小川氏のそれだと思われた。
「博士の愛した数式」の著者といえば、思い当たる人も多いのでは?
小川氏は好きな作家のひとり。
『薬指の標本』を読んだときには、
大人のファンタジーというか、切ないというか・・・、
なんとも不思議な感想を持った記憶がある。
映像はどのシーンをとっても美しかった。
非現実的な世界を、美しく、しかし原作に比較的忠実に表現していて
(原作にはないシーンや設定が付け加えられていたけど)、
原作そのものが、読む人によっていかようにも解釈できるようなものだから、
映画も、もしかするともやっとした、すっきりしないまま終わってしまうかもしれない。
「L' ANNULAIRE(原作名)」は、2005年に、小川洋子の同名小説を
フランスの女性監督ディアーヌ・ベルトランが映画化したもの。
この世界観は、フランス映画ゆえのものか。
フランス語の響きと映像が、みごとみマッチして、
ミステリアス感を高めてもいる。
思わず映像に魅入ってしまった。
http://www.kusuriyubi-movie.com/
『薬指の標本(L' Annulaire)』というフランス映画にあたった。
私が知っている『薬指の標本』は作家小川洋子の作品だけど・・・、
と思いながら見ていると、やはり原作は小川氏のそれだと思われた。
「博士の愛した数式」の著者といえば、思い当たる人も多いのでは?
小川氏は好きな作家のひとり。
『薬指の標本』を読んだときには、
大人のファンタジーというか、切ないというか・・・、
なんとも不思議な感想を持った記憶がある。
映像はどのシーンをとっても美しかった。
非現実的な世界を、美しく、しかし原作に比較的忠実に表現していて
(原作にはないシーンや設定が付け加えられていたけど)、
原作そのものが、読む人によっていかようにも解釈できるようなものだから、
映画も、もしかするともやっとした、すっきりしないまま終わってしまうかもしれない。
「L' ANNULAIRE(原作名)」は、2005年に、小川洋子の同名小説を
フランスの女性監督ディアーヌ・ベルトランが映画化したもの。
この世界観は、フランス映画ゆえのものか。
フランス語の響きと映像が、みごとみマッチして、
ミステリアス感を高めてもいる。
思わず映像に魅入ってしまった。
http://www.kusuriyubi-movie.com/
2009-10-23 11:24
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