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Chinese Crested Dog (チャイニーズ・クレステッド) [■Dogs (わんこ)]

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チャイニーズ・クレステッドのマニちゃんに会ってきました。
とても珍しい犬種です。

このマニちゃん(♂・5歳)は先の地震による災害で家屋が崩壊し、
水も出なくなった潮来のブリーダーで飼われていたワンちゃんのうちの一匹。
当時100匹近い犬が一緒に飼われていて、救出?された時の犬たちの住まいの状況は不衛生で、
この子も体は汚れ、皮膚は赤くただれ・・、という状況だったのだそうです。

知人のお宅は、ボランティアでトイ・プードルやパグなどを含め数匹引き取り、
里親さんが見つかるまで世話をしていたのですが、
マニちゃんだけは年齢か、はたまたその風貌故かなかなか里親さんが見つからず、
そうこうしているうちに、情がうつってしまいそのまま飼うことにしたという経緯。

また、片目の色がちょっと違うのでどうして?と尋ねると、
不衛生かつ水のない状況に長くいたせいで、
引き取った時にはすでに片目を病っていたそうで、
動物の眼科専門医に診察してもらうと、治療には一年近くかかると診断されたのだそうです。
眼軟膏一本5,000円!!本当に、動物の治療費と薬は高いなぁ・・・(しみじみ)


「お散歩しているとね、ひとりとしてかわいいですねって言ってくれないのぉ。」
「被災地から引き取ったって言うとね、原発の影響でこんなふうになっちゃったんですか?
 なんて言われたりもするしね・・。」
「ブス犬コンテストでナンバー1になった犬種らしいけど、毎日見ているとかわいく見えてくるのよ。」
と飼い主。

無駄なきは全くせず、人懐っこく、お散歩をしていても他の犬にもすこぶる友好的。
お邪魔している間、私の膝でおとなしくずっと眠っていてくれたのですが、
「ゆたんぽ犬」の別名通り、本当に暖かくて気持ちがいいのです。


以下はかわいすぎる、人の表情にも見えるマニちゃんショット。
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一緒にお散歩にも行きました。
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お土産はこちら。
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とっても喜んでくれました。
実はマニちゃん、野菜好きなんだそうです。

この子は、本当に良いお宅に引き取られ、きっとこれから
楽しい安心の生活を送れるのでしょうが、
世の中にはまだまだかわいそうな小さな命がたくさんあることを考えると
胸が痛くなります。


日本も英国のように動物の(命の)売買をするペットショップがなくなると良いのですが・・。


[本][犬]>「チャイニーズ・クレステッド・ドッグ」とは

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの起源については不明な部分が多く、発見された国々のそれぞれが原産国であるとする説があるが、そのいずれにも確証がない。
1500年代にスペイン人が中南米の各地に上陸し、チャイニーズ・クレステッド・ドッグを発見した事が中南米原産説の根拠となった。
被毛の状況からして寒冷地の原産であり得ないとする意見もこの説を補足した。

ところが同時期以降、中南米以外のアフリカやアジアのさまざまな地域でも無毛犬が発見された事により、中南米原産説に説得力がなくなった。
又、チャイニーズ・クレステッド・ドッグはアフリカ産のヘアレスドッグと類似点が多く、無毛犬の原産地はアフリカと考えるのが常識的となった。

スペイン人の中南米上陸より前の13世紀頃、アフリカ原産の無毛犬が中国に渡り、小型に改良固定され、その後、中国船の交易によって世界中にもたらされ たとするアフリカ原産、中国改良説が現在有力となっている。
実際、チャイニーズ・クレステッド・ドッグが発見されたのは世界中の古い港町に限られており、中国交易船の航跡と一致する。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグは無毛であるため、ノミなどの害虫が付きにくく、当時の船の衛生状態を考える時、船中での飼育に好都合であったと言う話もある。
さらにこの犬の体温は一般犬よりも高く40度が普通で、湯たんぽ代わりに使われたとも言われている。
チャイニーズ・クレステッドとは「中国人の冠」の意であるが、頭頂の冠毛が往時の中国人の髪型に似ている事に由来するもので、この名称が中国原産の根拠とはなり得ない。
仮りに中国原産説をとるならば、中国に現存しない事の説明も必要である。

少なくとも中南米ではチャイニーズ・クレステッド・ドッグはチワワの祖先犬と考えられている歴史の古い犬である。
中南米では無毛の小型犬を食用にする習慣があり、チャイニーズ・クレステッド・ドッグはこれらの犬の系統に位置するものと考えられる。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグは19世紀に入り、ヨーロッパやアメリカに珍犬として紹介され興味の対象とはなったが、すぐに一般家庭で飼育される事にはならなかった。
アメリカの犬種団体ではこの犬種の登録が途絶えたために公認が取り消された事もある。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグには「ヘアレス」と全身に毛のある「パウダーパフ」の2タイプがある。
ヘアレスとパウダーパフを並べて見ると、異なる犬種のように見えるが、被毛を除外すればまったく同犬種である事がわかる。
ヘアレスとヘアレス、ヘアレスとパウダーパフの交配では両方のタイプが生まれるが、パウダーパフとパウダーパフの交配では常にパウダーパフが生まれる。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグには系統的にグレーハウンド型とテリア型の2つのボディタイプがあり、頭部骨格はヨークシャー・テリアと似ている。

ヘアレスの頭頂には冠毛があり、口吻と尾の先端、下肢に若干の飾り毛がある以外は無毛で、あらゆる犬種の中で最も珍奇な犬である。
ヘアレスの皮膚はあたかも人間の皮膚のようであり、汗腺があり人間同様に汗をかく。
体温を下げるための、あえぎ呼吸をしない珍しい犬種である。
被毛がない事による皮膚の乾燥を防ぐためベビー・オイルなどを塗る習慣がある。
無毛犬は遺伝的に強壮ではなく、前臼歯はほとんど欠歯で、爪に異常のある個体が生まれる確率も高い。
犬種標準上、ヘアレスのみ欠歯が容認されている。

(ワールド・ドッグ図鑑より抜粋)

安藤忠雄建築展2011 [■街角]

IMG_6512.JPG   [カメラ]上野毛駅

駅の改築が終わってずいぶんと経ちますが、
今日初めて、安藤忠雄氏の設計であったことを知りました。

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上野毛駅の構内で見つけた「安藤忠雄建築展2011」のポスターです。
http://www.ga-ada.co.jp/japanese/index.html

このポスターに惹きつけられたのは、
「安藤忠雄」の文字にではなく、
ポスターの下にスタンプ台が設置されていたから。

不思議に思ってよく見てみると…
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”ANDO WORKS STAMP RALLY” なるものが開催されているようなのです。

1|21_21 DESIGN SIGHT|東京都港区赤坂
2|東急東横線 渋谷駅|東京都渋谷区渋谷
3|東急大井町線 上野毛駅|東京都世田谷区上野毛
4|東京大学情報学環・福武ホール|東京都文京区本郷
5|国立国会図書館・国際子ども図書館|東京都台東区上野公園
6|表参道ヒルズ|東京都渋谷区神宮前
7|竜王駅・南北駅前広場|山梨県甲斐市竜王新町
8|光の美術館 CLAVE GALERIE|山梨県北杜市長坂町中丸2072
9|東京アートミュージアム|東京都調布市仙川町1-25-1

展示会開催期間中(2011/09/17-11/06)、
上記の東京近郊9ヶ所のANDO建築に展示パネル、およびスタンプが設置されているんだとか。

全てのスタンプを集めると、抽選で6名に本人直筆のスケッチ&サイン入り
「安藤忠雄GA書籍セット」がプレゼントされるようです。

面白い企画を考えるものだなぁと思いつつ、
改めて駅の外観をじっくりと眺めたのでした。




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